典型的な症状 ~起立性調節障害の日々2
中学2年生になると、4月の始業式から全く学校に行けない状態になりました。
まず、ほっておくと夕方まで寝ている(昏睡状態です)起きても体調が悪い。
起きても、横になったまま、ゲームかテレビを見ることしかできない。
食欲もなく、どんどん痩せていきました。
まずは、朝起きないので、朝ごはんはなし。
15時ごろ起きたとしても、食欲なし。
夕飯は、中学2年生としては、大分少なめの量。
反面、夜の21時頃から、ようやく活動が始まり、23時頃にお腹がすき、何か食べる。夜は眠れず、ひどいと朝方6時まで起きていることも。
完全な昼夜逆転です。
それが、本人としてはとてもしんどくて、精神的にもかなり追いつめられていきました。
私自身どんな辛い事も耐えてきたつもりだけど、子供が精神的に追い詰められた姿は、私自身の心をどん底に突き落としました。
”生きている意味がわからない”
と言われたとき、子供の前で涙は見せまいと、気丈にこう答えました。
”そうだよね。辛いよね。そう思っちゃうよね。”
とにかく、否定せず、気持ちに寄り添う。
それに、心を集中させました。