自分達らしくミニマムに暮らすこと

起立性調節障害&発達障害の個性を生かしたミニマムな暮らしを目指していきたい覚書ブログです。

典型的な症状 ~起立性調節障害の日々1

退院してから、過呼吸、失神はおさまったものの、

体調が回復しているわけではなく、一日中しんどい日々が続きました。

学校の欠席や遅刻が続き、なかなか通えず、先生には、突然来なくなった子供の病気について、クラスメートに正直に話して欲しいと頼みました。

この起立性調節障害、うちの場合は、サブタイプ、体位性頻脈症候群(POTS)といって特に起立時に脳血流や血圧が下がる事によって心拍が上り、過呼吸を起こしたり、失神を起こしたりするようです。((注)様々なサブタイプがあります。)

 

しかも、食事は胃に血流を取られ、トイレも下半身に血流を取られる為、脳血流が下がりやすく、失神が起きやすくなるとのこと。

 

学校でも何度か失神が起きていたので、食事の後、トイレ、下校は誰かが付き添い、一人にしないようにとお願いして伝えてもらいました。

学校の保健室と連携を取って、遅刻でも保健室登校を1時間。その後は、体調をみて教室に入るか、連絡をもらって帰宅するかの判断をしていました。

 

これほどの重症なケースの子は、不登校になりやすく、回復に時間がかかると知ったのは、少し経っての事でした。随分と無理をさせました。

とても、学校に行ける状態ではありませんでした。

 

春休みを向かえるころから、失神、過呼吸はないものの、起立性調節障害の典型的な症状で、まったく朝起きれなくなりました。そして反面、夜は眠れなくなっていきました。

そして、一日中だるく目もうつろで寝たきりに近い生活が始まりました。